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JICA北海道の海外協力セミナー、異文化交流科目で実施

 異文化交流科目の「質的社会調査論A」は6月17日、JICA北海道の国内協力員を講師に迎え、海外協力隊セミナーを開催しました。

 北海道JICAからタイに派遣された佐藤健太さんと、同じくアフリカのマラウィに派遣された船田ひかりさんが、本学の学生にJICAの事業の目的や現地での支援活動の内容を紹介しました。佐藤さんは、お手玉などを楽しむタイの高齢者の動画を示しながら、日本の福祉施策をタイに取り入れる様子などを紹介しました。

 船田さんは、上水道など生活インフラが整わない環境で、マラウィの人々の温かさに触れながら小学校教育の充実に奮闘した様子を紹介しました。船田さんはマラウィの社会状況について「職に就いて働く大人が少ないので、子供は職業の種類をほとんど知らない」と話し、子供にロールモデルを示す職業紹介の授業が有効だったことを説明しました。

 ファシリテーター(司会進行)を務めた本間健太郎さん(商学部1年)は「現地社会の様子をよく見ながら前向きに活動する様子が素敵でした」と話していました。

※JICA(Japan International Cooperation Agency)は開発途上地域などの経済?社会の発展を支援する独立行政法人で、道内は札幌市と帯広市に拠点があります。

(担当教員 佐藤千歳)

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